「闇金は絶対に利用してはいけない」と頭では理解できていたとしても、金銭定期に窮地に立たされてしまった状況でも絶対に利用しないとは言い切れません。むしろ、切迫した状況であれば「借りられる可能性が高い」という理由だけで闇金を選ぶことも増えてきます。
もしも闇金を利用していてお金が払えなくなってしまったとしたら、いち早く状況改善に向けてアクションを起こすようにしましょう。安全かつ確実に問題を解決するためには、少しでも多くの知識を身に着けることが大切です。
闇金へお金を払えない時の対処法
お金を借りたということは、当然ながら返す必要があります。
いわゆる貸金業者を利用して借りたお金には「利息」がつき、借りた金額に加えて払う必要があります。一般的な消費者金融であれば、金利は20％以下に設定されています。
100万円を借りた時の年間利息は約20万円となりますが、闇金の様な違法業者の場合はこれを遥かに超えた金額を請求されてしまいます。
高額な利息を請求されることで払えない状況に陥るリスクが大きく高まってしまう訳ですが、だからと言って「他の全てを投げ打ってでも返済に充てる」という必要性は全くありません。
そもそも返済義務はない
闇金の様な違法行為をしている貸金業者から借りたお金に関しては、「そもそもが返す必要がないお金」になります。
ということは、もしも払えない状態になってしまったとしても返済する必要性自体が無いということになる為、そのまま無視をし続けてもいいくらいです。
ただし、返済が滞ってしまうと悪質な取り立て行為をされてしまうことが多い為、「法的手段」によって債務を消滅させるようにしましょう。
弁護士や裁判所に助けてもらおう
闇金からの悪質行為を止めさせるために最も効果的な方法は、「弁護士や裁判所などの公的な手段で対応する」ということです。
弁護士に解決を依頼すればその時点から全ての取り立てを停止することが出来ます。同様に裁判所に申し立てをすることでも取り立てを停止することが出来るので、まずはこれらの方法で準備を整えることが大切です。
この後は問題が解決するまで「闇金からの直接的な接触は出来なくなる」ので、落ち着いて解決方法を考えていくことが出来ます。と言っても、これらの対策を講じた段階で「示談交渉」を求めてくることが多く、非常に優位な条件で和解を成立させることが期待できます。
返済の義務はないとは言っても、道義的に適切な範囲で返済をすることは大切です。
