借りる際には非常に丁寧な対応の闇金ですが、返済できないとなると態度は急変し恐ろしいほどの取り立てが始まることになります。自分の携帯だけならまだしも、取り立てはどんどんエスカレートして自宅や職場にもひっきりなしに電話が掛かってくることになります。
このような取り立て方法に対しては、どのような対処をすればよいのでしょうか。
職場に電話がかかってくるケース
携帯に電話しても取り立てられないとなると、今度は職場にもひっきりなしに取り立ての電話がかかってくるようになります。特に、給料日や月末などには激しくなります。
誰しも職場の人には、闇金からお金を借りているなどとは知られたくないものですが、実はそこが狙いなわけで執拗に取り立てを行います。
また、実際にある例としては、電話どころか、救急車や大量のピザが送り付けられたりします。
このようなケースでは、完全に業務妨害となりますので勤務先から警察に被害届を出してもらうことができます。その際には、電話の会話内容などを録音しておくとあとあと有利になります。
自宅や身内の家への取り立て方法
勤務先のみならず、自宅や親などの身内の家にも取り立ての電話はかかってきます。
この場合には、職場のケースよりもよりエスカレートすることが多く、宅配ずしや灯油を送り付けてきたり、デリヘル嬢が何人もやってきたり、挙句の果てには、自宅までやってきて大声で金返せなどと叫んだりします。
また、子供がいる場合には、子供の学校まで取り立てに行くとまで言い出します。とにかく、彼らの取り立て方法は、こちらが精神病になるまで追い込んできます。
闇金も考えていますので、職場などで騒いだら直ぐに110番されますので、職場まで来ることはほとんどないのですが、自宅などになるとかなりえぐいことでも平気でやってきます。特に、女性の場合などには身体を要求されることもあるでしょう。
このように、少しでも身に危険を感じたら、自宅からでもすぐに110番することが重要です。警察は民事不介入ですので、問題解決には至りませんが、とりあえず緊急避難して時間を稼ぐことは可能です。
闇金対策に強い専門家に相談する
警察を呼んで時間を稼いだら、直ぐに闇金対策に強い弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。
闇金にとって、最も厄介なのは法的手段をとられることなのです。
法的手段をとることで9割がたの闇金は手を引くことになります。
大切なことは、毅然とした態度をとることなので、少しでも早く専門家に相談することが大切です。