闇金問題は歴史が長く、古くから存在する詐欺の手口です。歴史が長いため、闇金業者はノウハウを蓄積しており、簡単には警察に捕まらないようになっています。

警察に相談をして解決するパターンもあるものの、解決しない可能性のほうが高いと言えます。

闇金に追い込まれて自殺も

闇金はほんとうに怖いです。
事件として有名なのは、2003年に起きた「八尾市ヤミ金心中事件」でしょう。

大阪の八尾市で起きた事件です。この事件の被害者は、最初は2万円くらいを借りただけでしたが、10万円以上も返済したのに、取立てが続いていました。

警察にも相談をしましたが、解決ができずに、鉄道自殺をしてしまいました。
2万円を借りただけなのに、自殺に追い込まれるなんて、闇金はほんとうに怖いですね。

この事件では警察が本格的に動いて捜査をして、闇金のグループに関与していた人たちがたくさん逮捕されました。しかし、闇金業者の店長などは、まだ逃亡を続けており、結局捕まらなかった犯人もいるようです。

逃亡を続けていた犯人は、現在では時効にかかっています。

苛烈な嫌がらせ行為

たった1万円、2万円を借りるだけなら大丈夫だろうという甘い考えは通用しないということですね。
金利は年1000%~3000%くらいになるようで、たった数日で爆発的に借金が増加してしまいます。

また、なにかと理由をつけて返済をさせてくれないこともあり、お金が用意できればよいというわけでもありません。

嫌がらせは家族や職場、友人などにもおよびますが、電話がかかってきて借金をしたことがバレるというレベルではありません。朝から晩まで電話が鳴り止まないといったレベルになることもあります。

着信拒否をしても、携帯電話はいくつか用意されているので、延々と鳴り続けることになります。

弁護士に相談して解決を

闇金は怖いですが、専門の弁護士に相談をすることで、あっさりと解決をすることがあります。

犯罪組織というのは、弱い人間には強い態度をとりますが、自分よりも強い人間には逆らえないという性質をもっていたりします。

力のある弁護士にかかれば、あっという間に解決をしてしまう可能性が高いです。早ければ、その日のうちに電話一本で解決をしてしまいます。

弁護士にも実力の差があるようで、元本だけは返済をしなければならなかったり、支払った利息が戻ってきたり、戻ってこなかったりといったように、結果に差が出ます。

あまりこだわりすぎるのも早期解決の意味ではよくありませんが、なるべく実力のある弁護士を探すようにしましょう。