闇金は違法な存在であることは間違いありませんが、警察に通報しても簡単に逮捕されるようなものではありません。
相手も違法を承知で行っているわけですから、警察の目を上手く逃れる方法で運営しているので簡単に摘発されることはないのです。
闇金は逮捕される
闇金は違法ですから、条件が揃えば逮捕をされてしまいます。
しかし、その条件がそろうというのが大変なもので危ないと思えばいつでも逃げることができる体勢を取っているだけに、危険が迫れば業者はすぐに逃げてしまうのでなかなか逮捕には結びつかないのです。
実際に逮捕をされている業者も少なくはないのですが、全体の数を考えるとそれは極一部の話でありいくら通報をしても摘発がされないというのが実情となっています。
民事不介入も壁になっている
警察は民事不介入の原則がありますから、個人的な金銭の貸し借りに関しては割ってはいることができません。これも逮捕をすることを困難にしている理由のひとつであり、相手が違法な存在とわかっていても警察は簡単に介入をすることができないのです。
逮捕をするにしても証拠なども必要となりますが、それを集めることも容易では無いので結果的には野放しになってしまっているのです。
実際に暴力を振るわれたといったことであったり、直接危害が加えられるようなことがあれば警察も動けますが、業者側もそのようなミスをおかすわけはなく警察に通報されても直ちに逮捕をされないギリギリの範囲で取り立てをしてきますから、なかなか警察が頼りにならない状況となってしまっているのです。
それでも警察が怖い
闇金は簡単に逮捕されるものではないのですが、それでも警察が怖いのは間違いありません。
警察だけでなく方によって粛々と手続きをされるのが一番闇金業者の恐れるところですから、厳しい取り立てなどで悩んだときには法に則って対応をするのが闇金対策として最も効果的な方法となります。
違法な存在の闇金が法律を盾にすると大人しくなるというのは信じがたいかもしれませんが、余計な手を出せばすぐに逮捕に番ってしまうような状況になっては、リスクをおかす必要もありませんから相手はあっさりと引き下がるのです。
そのため、闇金のことで悩んだ時に警察に相談をするというのは無意味なことではありませんし、その他に法律事務所で弁護士に相談をしたり司法書士に話を聞いてもらうことで悩みを解決することができる可能性は高まります。