闇金から借りたお金は返済の義務がありませんので、中には借りパクをしてしまえと思う人もいることでしょうがこれは非常にリスクが高いものとなってしまいます。

そのため、借りパクをすることを考えるのであれば最初から利用をしないのが重要です。

闇金から逃げるのは精神的な負担が大きい

まず、闇金から借りパクをするのは不可能なのかというと決してそのようなことはありません。

相手はお金を稼ぐために融資をしているわけですから、回収にかかる費用の方が上回ってしまうようなことになればあっさり諦めたりしてくれるものです。

そのため、途端に行方をくらませたらあっさり引き下がってくれるということはありえます。
問題は相手が引き下がってくれたかどうか、借りたほうがわからないということです。

積極的に回収には来ないにして、何らかの事情によって居場所がバレてしまった時にはどのような報復が待っているかわかりません。

精神的に耐えるのは厳しい

逃げないで無い袖は振れないという態度で返済をしないのはどうかというものですが、これもやはり厳しいものがあります。

相手からしても少額のお金を回収するために大きな犯罪をするのは割に合いませんから、過激なことをしてきても言ってきてもそれは脅しでしかありません。

しかし、バックの存在を考えれば何があるかはわからず相手を挑発するようなことを続けていれば、命の危険にさらされる可能性がないとはいい切れません。

更に家族もいる場合には、家族に危害が及ぶ恐れもありそのような状態で平然と耐えて返済を逃れるというのはほぼ不可能なものだといえるでしょう。

逆に訴えられる可能性も

相手が闇金だからと、最初から踏み倒すつもりで借りた場合状況次第では詐欺罪として訴えられるという可能性もあります。

闇金が警察に訴えることができるのかと思うかもしれませんが、相手は簡単に警察が手を出せないように慎重に融資を行っているのに対して利用をした側ははっきりと詐欺と分かるやり方になってしまいますから、本来なら味方になってくれなければ困る警察までも敵に回してしまう可能性があります。

詐欺によって逮捕されるようなことになってしまっては、信用情報に傷がつくよりも重いペナルティが発生することになり刑務所で服役をしなければならない可能性も出てきます。

日本が法治国家である以上は、あいてが違法な組織だからといって違法な行為で対抗をしてはいいということにならないのです。