お金を借りるというのは良い面もあれば悪い面もあります。
何かしらの目的を持って計画的に必要な資金を借りるというのは人生を豊かにする上で有効な選択肢であると言えます。
さまざまなローンの種類
例えば住宅ローンは住宅を購入する際に必要な資金を銀行から借りる仕組みです。
この住宅ローンを使用しなければ住宅を購入するまでには非常に長い時間が必要になります。
働きながら返済していくことが可能であるという判断が出来た段階でお金を借りるというのは豊かな人生を先取りできる仕組みとして非常に注目されているのです。
この仕組みは自動車工購入する際のローンや、学費のためのローンなども含まれます。
無計画な借金
一方で日々の生活のための資金が不足する場合に利用するローンも存在しています。
目的別のローンに比べて計画性が求められないために比較的簡単に借りることが出来る仕組みがあります。借金を抱えて苦しんでいるタイプの人には、この様な目的を限定しない種類の金融サービスを利用しているケースが少なくありません。
この様な行為を繰り返すことで自分の収入以上の生活を送るのが当たり前になってくると、一か所からの借金が限界を迎えてもなお必要になるということが起こり得ます。
この様な状態が多重債務者への第一歩となるのです。
多重債務により闇金へ
多重債務者の末路は基本的には同じ方向に向かっていきます。一つの金融機関から借りることが出来る金額が上限になると、別の金融機関でも同じように借金を重ねるようになっていきます。
その内に利息の返済を行うことだけでも精一杯になっていき、利息を支払うために借金を重ねる状態になっていくのです。自分の力では借金を減らすことが出来ない状況になっていくとお金を貸してくれる金融機関がなくなるのが基本的な末路です。
それでもお金が必要という場合に最後にお金を貸してくれる姿勢を見せるのが闇金です。多重債務者が債務整理ではなく何とかお金を工面しようとする場合に甘くささやくのが闇金なのです。
闇金は非合法の金融サービスのことであり、暴力団などの関与が疑われるケースもある危険なものです。一度そのような世界に足を踏み込むと、その末路は非常に悲惨なものになる場合が多いため絶対に手を出してはいけないのです。
闇金はサービスではなく非合法の活動ですので、貸す側もそうであることを重々承知しています。話し合って解決することが出来る種類のものではないと言えますので、かかわりを持つことの無いようにしなければなりません。