本当にお金がなくて困って藁にもすがる思いで出会った金融屋に騙され、さらに厳しい状況になったという話は決して他人事ではありません。インターネットの発達によってさまざまな情報を簡単に手に入れることができる時代になりましたが、情報を提供している人の中には別の意図があって紹介していることもあります。
パンダ金融サイトをチェック
ぱんだ金融というサイトにはさまざまな金融屋の情報があります。
中には掲示板形式で個人間融資を行っているものもあります。
商売を目的として人にお金を貸す場合は貸金業の免許を取得しなくてはなりませんが、これらの業者は無免許、つまり違法に営業をしています。
違法業者には日本の金融システムの監督である金融庁の指導は届きません。そのため騙されてしまったり個人情報が盗まれてしまうと、余計に大変なことになるのです。ぱんだ以外にも様々なサイトがありますので、こうした無免許の業者にかかわってはいけません。
お金を借りる時に必要なモノとは
まずお金を借りる場合は免許証などの身分証明書の提出を求められます。
身分証明書を提出するとさまざまな個人情報が違法業者に流出することとなり、実はこの情報は裏で売買されています。
一度流れた情報は止めることは難しくなりますので、頻繁に謎の電話がかかってきたりします。自宅を知られている以上、危険を感じることもあるでしょう。
彼らは違法業者ですので、法律を無視して自宅にやってきたりする可能性もあるのです。
個人情報だけ取られて結局お金を貸してもらえないというケースもあります。
また、提出した個人情報を改造して詐欺に利用されることもあります。
お金を貸してもらえたとしても違法な高利貸しだったということも。
借りる前に出来る事をしよう
お金がないのですから高い金利を払えるわけがありません。
違法業者に手を出す前に債務整理や福祉を利用しましょう。日本国憲法には生存権というものがあり、国民には健康な生活を営む権利があります。
どんなにお金が足りないとしても何かしらのライフラインはあるのです。
ぱんだやくじら金融にあるような業者に頼る時点で信用情報はかなり悪化してしまっている人がほとんどです。銀行などからはすでに借りることができない状態になっていることもあります。
返済するためにさらに借りることは首を絞める結果になりますので、任意整理、個人再生、自己破産などの手続きを検討するのも良いでしょう。
自分の個人情報を違法業者に売ってしまうようなことだけは避けなくてはなりません。