闇金業者、悪徳金融業者は後を絶たず、いまだに多くの業者が違法な金貸しを行っているのが現状です。
特に多重債務で悩んでいる人は、何かしらの業者から勧誘の電話がかかってくることになります。

これはどこかの金融業者がカモとしてこうした多重債務者の情報を流しているためです。大事なことは悪質な闇金業者などに関わらないことですが、そのためにできることは意外と多くあるのです。

メリットが多い電話番号晒し

最近では携帯電話に勧誘の電話がかかってくることがほとんどです。そのため、その相手が闇金であれば、その電話番号をインターネットなどで晒すことで、多くの人がその電話番号に警戒することができます。

最近ではこうした電話番号晒しでの対策が増えており、データベースにもなっているため、不在着信で身に覚えのない電話番号からかかってきた場合でも、番号を入力するだけでそれがどのような相手なのかということが晒しをすることで分かります。

特に自分だけではなく、周りの人もこうしたことで救われることになります。

多重債務を1つにまとめる

闇金を利用したくなるのは、返済日がバラバラで常に返済を迫られているような状態であり、常にお金がない状態からの脱却によるものです。つまり、多重債務の状態こそが闇金に狙われる状態そのものです。

最近では多重債務をまとめてしまうおまとめローンの存在や司法書士や弁護士に債務整理を依頼するケースなど色々と出ています。おまとめローンを利用すると、まとめる前の過払い金請求ができなくなる恐れがあります。

そのため、弁護士などに債務整理を依頼し、債務を一本化することが大切であり、費用も分割払いで可能なため、返済を楽にする場合でもこうした形が求められます。

自分で解決しようとしないことが大切

闇金に関わりを持ってしまう原因には、自分だけで解決しようとする姿勢も影響しています。家族に迷惑をかけられない、友人にお金を借りるように求めるのはいけないと思ううちに自分でどうにか解決しようと考え、どうにもならず闇金を利用することになってしまいます。

いずれは問題が大きくなり、家族や友人などにも影響が出てしまいます。そうなってからでは遅いため、素直に打ち明けることが大切です。もしくは司法書士などを利用する、自治体の専用窓口に行って相談するなど人にアドバイスをもらい、それを受けて行動することも必要です。

自分だけで解決しようとせず、誰かの力を借りる、それが悪質な闇金から自らを遠ざけてくれます。