闇金は貸金業法を厳守していない悪徳業者のことであり、実質年率20.0%超の高金利で融資しています。
WEBサイトがない、会社の基本情報が不明、実店舗がないなどの特徴もあります。

利息制限法を厳守していない

闇金という悪徳業者の特徴として、利息制限法の上限金利を超えて貸出していることがあります。
街金では現在でも20.0%の金利設定が見られますが、この金利は違法ではありません。

10万円未満の借入においては、20.0%の上限金利が認められているのです。
この金利を僅かでも超えてしまうと、完全なる違法となるわけです。

昔はグレーゾーンでの融資が普通に行われており、29.2%という業者までありました。しかし現在は20.0%を少しでも超えると違法となるため、健全な業者はWEBサイトに実質年率を明記しています。

大手消費者金融の金利だと、実質年率3.0%~18.0%といった設定となっています。
各社によって差はありますが、極端に低金利の業者もなければ、20.0%を超えている業者もありません。

WEBサイトがない業者は警戒しよう

健全な会社であれば、高確率でWEBサイトがあるものです。
大手消費者金融がWEBサイトを持たないということはありえません。
地元密着の街金でも、小さなサイトを開設していることが多いです。

昔は電話帳、折込チラシなどによる宣伝が主流でしたが、今はWEBサイトによる宣伝が一般的になっています。WEBサイトはその会社の顔とも言えるものであり、サイトを持たない業者は怪しいと考えたほうが無難でしょう。

闇金は基本的にサイトを所有していませんが、稀に粗末なサイトをカモフラージュで開設しているところもあります。いずれにせよ作りが粗末なので、すぐに怪しいとわかってしまいます。

会社の基本情報を調べておく

健全な会社であれば、WEBサイトに会社の基本情報が掲載されています。
住所、電話番号、ローンの商品概要の記載は必ずあるものですが、闇金の場合はこれらの情報が不明です。

所在地すら記載していない業者から借りるのは危険であることは、冷静に考えれば誰でもわかることでしょう。

実店舗を持たない業者も多く、個人または少人数で運営している場合が目立ちます。宣伝方法はメール、ダイレクトメール、電話などの方法が多く、最近は迷惑メールによる宣伝が増えてきています。

怪しいと思ったメールのURLはクリックしてはいけません。
そもそも健全な金融機関が自らローンの勧誘をすることはないのです。