かつてと比べると闇金は利益を出しづらい社会になりました。
貸金業法の改正によって違法業者への風当たりは強くなり、インターネットやテレビなどで闇金を利用してはいけないということの啓蒙が進んだことによって、かつてのように好き勝手に貸付をすることが出来なくなっているのです。

しかし、だからこそ闇金の電話による勧誘はかなり広く行われており、人によってはしつこい勧誘電話で疲れ果ててしまうこともあるでしょう。
ではこうした問題にはどのように対処すれば良いのでしょうか。

まず考えるべきは着信拒否

対策としてまず考えられるのは着信拒否に登録することです
特に最近では携帯電話への勧誘が一般的となっており、携帯であれば着信拒否も簡単にできます。

着信拒否にしてしまえば相手はもう同じ番号からは連絡を取ることが出来なくなりますから、ほとんどの業者はそれで手を引きます。

一応別の番号を使うなどの方法で着信拒否を無視できるのですが、そもそも借りてくれるかどうかすらわからない顧客に対してそうした手間をかける必要はありません。
ですからまずは着信拒否に登録してしまいましょう。

警察への相談

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ですが時折、番号を変えて着信拒否を無視して勧誘を仕掛けてくる業者がいるのも事実です。ではそうした場合にはどうすれば良いのかというと、これは「これ以上連絡をしてくるならば警察に相談します」と言えば良いでしょう。

相手は逆上することもあり得ますが、電話番号から住所を特定するというのはかなり面倒な作業ですから、わざわざ自宅に来ることはあり得ません。
そもそも下手に自宅を訪問してしまうと本当に警察に摘発されてしまいます。

もしそれでも不安を感じるということであれば、連絡が来た際にその通話内容を録音し、警察の地域課などに相談をすることをお勧めします。

そもそもどうして勧誘電話が来るの?

さて、しかしながらそもそもどうして闇金からの勧誘電話が来るのか、その原因がわからないと不安という人も多いでしょう。
これについては、本来あってはならないことですが連絡先リストがどこかの企業から流出した可能性が極めて高いです。

最近では「名簿業者」と呼ばれる顧客リストを勝手に売りさばく違法業者も多く見られており、闇金はそうした業者から不法にリストを取得して連絡をしていることが多いです。

これに対する対策は極めて難しいのですが、大切なのはむやみに自分の個人情報を公開しないこと、また企業から提示を求められても、必要性が無いのなら断ることです。
普段から個人情報の管理に気をつけていればこういったリスクは低下しますから、普段から気を付けるようにしてください。