ヤミ金というのは、法外な金利をお金を貸す金融業者のことです。
法定金利の数倍、数十倍、中には数千倍という暴利を貸しているところもあります。
いくら返済しても利息を払うばかりで元金はいっこうに減ることがなく、取り立てが非常に厳しいのが特徴です。一度手を出したら最後、借金地獄に陥ることになるのがヤミ金の恐ろしいところでしょう。
お金を借りる時には金利をチェック
ヤミ金かどうかは、貸し付け金利を確認すればすぐに分かります。
しかし、闇金業者のほうから、積極的に説明されることはまずありません。
それに、銀行や大手の消費者金融からもはや借り入れできない状況に陥っている人にとって、金利を確認する余裕はないことも多いものです。「貸してくれるのであれば、どこでも…」とのどから手が出る思いで、借りることも少なくないはずです。
見るからに怪しく怖そうな男性のところだと、ヤミ金だと感じ、手を出さないかもしれません。けれど、ヤミ金も商売ですので、非常に借りやすい雰囲気を出すのが特徴です。
口調の優しい女性が窓口や電話の受付をしていることも少なくありません。
また、最近では、ネットによる申し込みで簡単に貸し付けしてくれることもあります。
巧みな手口に要注意
その手口ですが、困っていると問い合わせをするとすぐに「1万円お貸しします」と、すぐに口座に入金してくれる場合があります。
ここで「親切なところだ」と思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、「返済期日に、1万5千円返金してください。あるいは、利息の5千円だけでもいいですよ」という風に持っていきます。
「5千円くらいなら返せる」と思い借りてしまうと、ヤミ金の思うつぼで借金地獄に足を踏み入れることになるでしょう。
さらに、それなりの会社に勤めていると、ヤミ金はどんどん融資してくれます。
詐欺だと分かったころには、どうにもならない状態にまで、借金が膨れ上がっていることもあるかもしれません。
貸金業者の情報を知っておく事が大事
ヤミ金かどうかは、外見だけでは分かりにくい部分があります。
ですので、詐欺にあわないように、まずは口コミなどを確認するほうがよいでしょう。
貸金業無登録のところは避けるのはもちろん、店舗を構えていないところにも拘わらないのが賢明です。
最悪、詐欺にあってしまったのなら、早めに弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。違法な金利は返済する義務はありません。借金問題は解決する道が必ずありますので、法律の専門家に早めに問いあわせてみることです。
