世の中の数あるアルバイトの中には、闇のバイトと呼ばれているものがあります。それは通常のアルバイトとは似て非なるものであり、迂闊にやってはいけないアルバイトなのだと認識しておきましょう。
その特徴とはどんなものなのか、また、どうしてやってはいけないのかなど、まずはその正体を正しく理解することが大切です。そうすれば、自分自身が危険な目に遭ったり犯罪に巻き込まれてしまうようなこともなくなるのです。
闇のバイトの三つの特徴とは
一般的な闇バイトのイメージとは、非合法な犯罪まがいの仕事、もしくは合法と非合法の狭間で揺れ動くグレーゾーン上の仕事をイメージする人が多いことでしょう。そのイメージは闇バイトの現実と考えて差し支えありません。
たとえグレーであろうとも、仕事内容の実態は限りなくブラックに近いのです。こうした違法性こそは一番目の特徴なのです。
二番目の特徴とは、稀少性です。
とにかく需要が少なくてリスクが高く、仕事数は限られます。そのせいもあって闇バイトの求人は、一般の求人情報誌なとにはありません。インターネットの掲示板やSNS、それに口コミや紹介などで必要なだけ募集されるのです。
そして三番目の特徴が、高額報酬です。
たとえ単純な仕事内容でも、大部分は、その割には高額報酬です。
とにかくハイリスクなほど報酬が高くなり、何も知らない人には非常に魅力的に見えるのです。
リスクに対する正しい認識を持つこと
闇のバイトは違法である以上は、やれば自分も犯罪者の仲間入りとなってしまう危険性が高いのです。
たとえばオレオレ詐欺における出し子と呼ばれるバイトは、表面上は銀行のATMなどでお金を引き出したり、あるいは誰かからお金を預かって持ち帰るだけです。
しかしそれは犯罪の片棒を担ぐことになってしまいますので、「悪いこととは知らなかった」では済まされません。警察に逮捕されてしまう可能性が大なのです。
そんな危険なリスクがあるのですから、絶対にやってはいけないのです。
高額報酬の裏を賢く見抜くこと
とにかく闇のバイトとは、お金に困っている人ほど、報酬が高いので非常に魅力的に見えるのです。
しかし高額報酬の裏には、相応の危険なリスクが潜んでいることは間違いありません。
特に注意しなければならないのは、具体的な仕事内容が不明確なバイトです。
なぜ不明確なのかというと、明確に書くと誰も応募してくれないので、敢えて曖昧にしているのです。
ですから仕事内容が曖昧な高額バイトには、必ず裏があるのだと賢く見抜くことが大切です。