私たちの暮らす毎日はいつも思いがけないタイミングで多額の出費に見舞われるリスクを負っています。給与と出費のバランスが取れていないために慢性的なお金の不足に悩まされていたり、緊急性の高い出費が舞い込んできて対応に追われるなどその可能性は様々。

こんな時には消費者金融や銀行ならば自己責任で借り入れ可能ですが、しかし多重債務に陥ると返済不能に陥るリスクが増え、新たな審査通過が難しくなります。

そこで多くの人が手を出してしまうのが闇金融のキャッシング。
確かにとても借りやすい存在ではありますが、しかし手を出すともう二度と引き返すことができず、自らの身を滅ぼすこととなってしまいます。

それでは具体的には闇金融キャッシングを利用すると一体どのような事態に見舞われるのか、その実態について見ていきましょう。

法外な金利のため、利息さえ返せない状態に

闇金融キャッシングは消費者金融や銀行に比べて圧倒的に借りやすい代わりに、利息制限法で定められた金利を超える法外な利息を徴収します。もちろんこれは違法ではあるものの、それでも闇金融はお構いなしです。

一方の利用者は藁をもすがる思いでお金を欲している人なので決死の覚悟でこの融資サービスを利用。すると毎月の返済よりも利息が増える一方で、いつしか身動きすることすら困難となり、返済不能に陥ってしまうのです。

返済が遅れると高圧的な取り立てが開始される

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こうやって返済不能の期間が始まると、闇金融は待ってましたとばかりにまずは高圧的な電話で返済を催促してきます。

これに出なかったり、居留守を使っていると今度は職場にも問答無用で催促の電話がかかり、さらに自宅や職場に取り立て人が訪れて返済を求め、時には暴力行為によって脅威にさらされることもあります。

それらはもはや嫌がらせと思える域にまで発展し、家族や同僚にまで危害を加えたり、脅迫めいた電話がかかったり、だんだんと追い詰められていくことになります

精神的に追い詰められ、最後は死を選ぶ人も

こういった返済不能の状態が行き着くところにまで行くと、今度は闇金融側から借金返済の代わりに取引をすることを求められます

それによって暴力行為や犯罪行為を強要されて泥をかぶる役回りを強要されたり、関連会社の闇金融を紹介されてたらい回しでさらなる借金地獄に陥ったり、さらに家族を水商売などで働かせることを強要されたり、また保険金契約を強要されて死によって償うことを指示されることもあります。

ここまでくると精神的にも追い詰められて本当に死を選ぶ人も出てきますので注意が必要です。このような借金問題に悩んでいる時にはまずはこれらの問題に強い弁護士事務所に相談して、できるだけ早く地獄から抜け出せるように心がけましょう。