「ブラックでもお金を借りる方法」はあります。ですが、その選択肢として決定した方法が「闇金」だった場合には非常に大きなリスクを背負うことになってしまいます。

合法で安全性の高い方法でもお金を借りることは出来るので、まずはその方法をしっかりと理解し、絶対に闇金は利用しないことが大切です。

もしも闇金を利用してしまった場合に起こるであろうリスクを簡単に紹介しておきますので、よく読んでおいてください。

自分だけでなく周囲の人間へも影響が及ぶ

闇金業者は、希望者がブラックであろうと「少しでもお金を回収できる可能性がある」と判断できる場合には融資を実行してくれます。

しかし、それは「違法な行為も辞さない回収を行う」という前提に立っているものである以上、本来は本人以外に対しては行うことが出来ない取り立てなどを家族や友人、勤務先に対しても行ってくるということです。

闇金を利用してしまったばかりに家族と疎遠になり、友人からも見放されて会社もクビになるというリスクを負えるかどうかは考える必要もないでしょうから、絶対に利用してはいけません。

借りる時は簡単でもその後は地獄

闇金業者の多くは、法定金利を超えた違法な金利で返済を求めてきます。

闇金が全て暴利で貸付けをしていると言う訳では無いのですが、その可能性は非常に高いので「借りた金額の数十倍~数百倍の請求をされる」という可能性は無視することが出来ません。

どんな状況であれ完済することが出来ればまだしも、たった5万円ほどの借入れを完済する為に100万円以上も返済しなければいけないのでは本末転倒なので、ブラックと言えども絶対に利用してはいけません。

完済出来てもそこで関係が終わるとは限らない

一応、完済しさえすればそこで関係を絶つことが出来る可能性もあります。

しかし、闇金業者が手に入れた個人情報を適切に取り扱う保証はありませんし、場合によってはその情報が流されて別の目的で利用されてしまう可能性もあります。

特に多いものでは「詐欺」で、知り得た情報を基に更なるお金を搾り取ろうと結託して畳みかけてくるものです。

借りた直後に「もっと条件の良い貸し付けが出来る」と近づいてきたり、完済後もしつこく融資の案内をしてくると言ったことも考えられるので長きに亘り関係を断ち切ることが出来ないこともあり得ます。

本人に対してのみ行われるのならば仕方がないと納得出来る部分もありますが、それが親類縁者を始めとして関係周囲に対しても行われる可能性もあることを考えれば、いかなる状況であろうとも闇金を利用する意味は全くないと言えるでしょう。